広島の百貨店、福屋は、八丁堀本店・南館の1〜2階を「フクヤ アディクト(FUKUYA ADDICT)」として9月20日に全面リニューアルする。ワールド「オペーク(OPAQUE)」の最後の店舗があった場所で、マッシュホールディングスが外装から内装、ロゴ・ショッパーデザインまでを手掛ける。
“次の上品さ、贅沢さ〜POST luxe.”を新たなコンセプトに掲げ、マッシュ運営の8ブランドを導入する。1階は洋服や雑貨、オーガニック・ナチュラルのコスメがそろう「エミ(EMMI)」と「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」、メイク商品を中心に集めた「コスメキッチン ビューティー(COSME KITCHEN BEAUTY)」、「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」のギフト向け商品をそろえた新コンセプトストア「ザ ギフト ジェラート ピケ(THE GIFT GELATO PIQUE)」が入る。
ファッションコンシェルジュが常駐する2階は、「フレイ アイディー(FRAY I.D)」と「セルフォード(CELFORD)」「スタイリング/(STYLING/)「ファーファー(FURFUR)」がラインアップする。広島パルコにある「ミラ オーウェン」以外は、県内初出店になる。2層の売り場面積は約660平方メートル。
来年創業90周年を迎える福屋は、「『フクヤ アディクト』は広島商圏にはなかった新ジャンルのコンセプトスペースになり、県内初ブランドを始め、マッシュグループならではのファッションやコスメが地元顧客に新しい提案ができることを期待したい。今後、海外ブランドを中心に集めた本館とライフスタイルに密着した『フクヤ アディクト』と差別化を図っていく」とコメント。「フクヤ アディクト」の初年度売上高は4億円を目標とする。