ファッション

オルセン姉妹の「ザ・ロウ」がメンズを本格始動 一部は日本でも生産

 アシュリー・オルセン(Ashley Olsen)とメアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)の「ザ・ロウ(THE ROW)」は、初となるメンズウエアのフルコレクションを10月に発売する。

 アイテムはテーラードが中心で、コートやジャケット、シャツ、ニット、ジーンズ、T シャツに加え、シューズやアクセサリーなどもそろえる。ウエアはいずれも上質な素材感とリラックスしたシルエットが特徴だ。デザインはミニマルだが、アイテムや工程ごとに生産地を変え、パーツによってマシーンステッチとハンドステッチの両方を用いるなど、ディテールには卓越したクラフツマンシップが宿る。テーラードの一部は日本で生産している。

 オルセン姉妹の姉アシュリーは「何年も前にメンズのカプセルコレクションを作り、2016年にはニューヨークとロサンゼルスのストアで発表しました。顧客からのフィードバックを受け取り、私たちのペースで今回のコレクションにじっくり取り組んできました」とコメント。また妹のメアリーは「リサーチを行うことがとても重要です。ウィメンズと同様、ワードローブのコアとなるピースを最高級のクオリティーで、メンズウエアのマーケットに提供したいです」と語った。

 「ザ・ロウ」はオルセン姉妹が06年に立ち上げたブランドで、“ロウ”はロンドンのサヴィル・ロウに敬意を込めて付けられている。17年には米国本社100%出資の子会社、ザ・ロウ・ジャパンを設立した。

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