ファッション

アルマーニがルックスオティカ株をエシロールルックスオティカ株に転換

 デザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)は、自身のブランドのアイウエアをライセンス展開する伊アイウエア企業、ルックスオティカ グループ(LUXOTTICA GROUP以下、ルックスオティカ)の2250万以上の持ち株について、ルックスオティカと仏レンズメーカー、エシロール(ESSILOR)の合併企業であるエシロールルックスオティカ(ESSILORLUXOTTICA)による株式交換公開買付けに応じた。アルマーニは、ルックスオティカの株式資本と議決権の4.64%を保有しており、これがエシロールルックスオティカ株に転換される。

 エシロールルックスオティカは、ルックスオティカの株式交換公開買付けについてイタリアの証券取引委員会CONSOB(Commissione Nazionale per le Societa e la Borsa)に申請していたが、その承認が下りたため、29日から11月27日まで同社株式の公開買付けを行い、ミラノでの上場を廃止する予定だ。

 レオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)=ルックスオティカ創業者兼エグゼクティブ・チェアマン一族の非公開企業デルフィン(DELFIN)は、保有するルックスオティカ株式62.42%を新会社株式と交換している。ルックスオティカ1株は新会社の1株に、エシロールの1株は新会社の0.461株に相当する。

 フランスで設立され、株式市場ユーロネクストに上場しているエシロールルックスオティカの株式は、デルフィンを介したデル・ヴェッキオ=ルックスオティカ創業者兼エグゼクティブ・チェアマンが38.3%、エシロールの従業員らが4.9%を保有することになる。それ以外は公開株式となる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。