コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHMONT以下、リシュモン)傘下でイタリア・フィレンツェ発祥の高級機械式時計ブランド「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI以下、パネライ)」は、ブランド初の日本人アンバサダーに俳優の反町隆史を任命した。これは、「パネライ」が17日に日本における旗艦店のパネライ銀座ブティックを並木通り内で移転オープンしたことを記念したもの。21日、同ブランドのジャンマルク・ポントルエ(Jean-Marc Pontroue)最高経営責任者が反町を紹介し、世界初のプロフェッショナル・ダイバーズ・ウオッチ・ブランドの新たな一歩を祝った。反町は、アンバサダー就任前から『パネライ』のファンで、自ら時計を購入していたという。
反町は、「『パネライ』は、洗練のデザインと革新的な技術を持ち、素晴らしい腕時計を作る普遍的なブランド。タフさ、シンプルさ、機能性、正確さなどのコアはブレず、進化し続けている。自分自身のキャリアや生き方にも共通する部分がある」とコメント。ポントルエCEOは、「エレガントで多才な彼は、『パネライ』のアイデンティティを完璧に体現している。長きにわたり第一線で活躍する彼のキャリアは才能の証であり、真摯に、情熱をもって仕事に取り組んできた。日本における『パネライ』のアンバサダーという役割を担っていただけて光栄だ」と話した。
新旗艦店は、建築家でデザイナーのパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)がデザイン。1階(売り場面積65平方メートル)は、日本一の品ぞろえ。ビンテージのヨットに用いられた木材やブロンズ、ガラスなどを用い、海で使うために誕生した腕時計ブランドのアイデンティティを発信する。2階は、アフター・セールス・サービスのエリアで修理やメンテナンスを受ける。
「パネライ」はこの銀座ブティックのほか、大阪と名古屋、広島に路面店を有している。
リシュモン傘下のブランドでは12月7日、「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」が「パネライ」の新旗艦店の隣に同じく並木通りのブティックを移設オープンする予定だ。