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「ショパール」からブランド史上最高額の香水が登場

 「ショパール(CHOPARD)」はローズを基調としたフレグランス「ローズ ドゥ キャロライン」を英ハロッズで先行発売した。昨年ローンチした、サステイナビリティーを意識してナチュラルな原料にこだわった高級ライン「オートパフュマリー コレクション」の最新作で、生分解性の自然由来成分と人工成分をブレンドしている。価格は100mLで550ユーロ(約6万7000円)とブランド史上最も高額な香水だ。

 調香師のアルベルト・モリヤス(Alberto Morillas)が手掛けた香りは希少なブルガリア産のバラとセンティフォリアローズのエッセンシャルオイルを配合し、従来の香水に比べてナチュラルな材料の含有率は高い。同香水はキャロライン・ショイフレ(Caroline Scheufele)共同社長兼アーティスティック・ディレクターに捧げたというモリヤスは「キャロラインのパーソナリティーと自宅のバラ庭園がインスピレーション源。彼女が愛してやまないバラをぜいたくに使用し、他にはないユニークな香りに仕上げた」と説明。その他グアテマラ産のカルダモンやインドネシア産のパチュリ、マダガスカル産のバニラバーボン、シナモン、シダーオイルなどを配合している。

 真っ赤に染まったボトルデザインは宝石をイメージしたカットで、ゴールドのキャップはショイフレが1998年にデザインを刷新したカンヌ国際映画祭における最高賞「パルム・ドール」(受賞者に授与されるナツメヤシをモチーフとしたトロフィー)をイメージ。FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)認証を得ており、人口染料を一切使用していない。「ショパール」はジュエリーでも環境に配慮した製品づくりに注力しており、2018年7月から全てのジュエリーとウオッチが100%エシカルな生産方法を導入している。

 「ローズ ドゥ キャロライン」は数量限定で販売し、30以下の限られた販売拠点で展開する。

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