スウェーデン発インテリアブランドの「イケア(IKEA)」は2月7日、2019年春夏カタログと春夏限定コレクションの内覧会を東京・ラフォーレミュージアム原宿(LAFORE MUSEUM)で開催した。同ブランドが春夏カタログを発行するのは初めてで、新生活にぴったりのインテリアやヒントを盛り込んでいる。
内覧会の会場には、25平方メートルのモデルルーム2つを設けた。27歳女性と、社会人1年生で22歳の男性の部屋を想定し、食事をしたり、くつろいだり、眠ったりする生活空間を「イケア」の家具で構成した。女性の部屋には床から天井までのモジュールワードローブや、小物を整理するワゴンなどを用い、整理整頓しやすい機能的な空間を提案。男性の部屋には、ソファとしてもベッドとしても使用できるスタッキングベッドや軽量で多機能の家具、小物類をそろえた。シンプルかつ財布にも優しい「イケア」の家具は新生活を始める若い消費者にとって値頃でおしゃれな選択肢であることをアピールした。
また、「イケア」は5月からサステイナビリティーをテーマとするキャンペーン“家からよりよい世界は始まる(A BETTER WORLD STARTS AT HOME)”をスタートすると発表。同ブランドでは1000点以上の環境負荷の少ない商品を販売しており、家具の下取り・還元サービスなども行い、メンテナンスの後に再販できるものはアウトレットで販売している。また、20年には使い捨てプラスチックの販売を100%廃止する予定で、ラップの代わりになるシリコンフードカバーなどの新商品も登場する。