ドイツ発「MCM」の東京・銀座の旗艦店「MCM 銀座ハウス 1(MCM GINZA HAUS 1)」は、3月28日にリニューアルが完了した1~3階のストア部分に、エンターテインメント体験を追求した4~6階を加え、4月19日にグランドオープンする。
ブランド史上最大となる総面積2880平方メートルの9階建てビルの外観には、イルミネーションで装飾した「MCM」の真ちゅうロゴを設置。特大のLEDパネルも配し、ブランドのビデオアートを上映する。4~6階は「MCM」の歴史やビジョンを体験できる空間。4階は、“ヘルス、ウェルネス、バイタリティー”をテーマにしたラウンジスペースとして、購入者に向けたカフェを開く。5階はキューブ型の真っ白なギャラリースペースで、数カ月ごとに展示を入れ替える。第1弾は「MCM」の音楽にまつわる歴史と日本文化がテーマ。6階はプレス展から顧客イベントまでを行うイベントホールとなる。
「MCM」のダーク・ションベルガー(Dirk Schonberger)=グローバル・クリエイティブ・ディレクターは、「私たちは『MCM』のヘリテージのためのプラットフォームをデザインしたいと考えた。こうしたアイデアから誕生した『銀座 ハウス 1』はお客さまの五感全てをフルに使ってブランド価値を体験してもらい、交流できる場所になっている。日本をはじめ、あらゆる地域の次世代クリエイターらにとって、ファッションハブの一つとして機能することになるだろう。アジアで最も目の肥えた顧客がそろう日本の市場において、イノベーションブランドという立ち位置を再確認できるはずだ」とコメントした。