有力セレクトショップのウィメンズ春の立ち上がりでは何が動いたのか?各店にアンケート調査を実施した。第4回はドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)六本木ヒルズ編。工藤恵梨子ディレクターが答える。
プレ・コレクションを1月18日に、メイン・コレクションを3月1日に販売開始し、プレから現在までいずれも好調に推移。毎月行っているスタイリング提案が顧客のニーズに合致してセット購入率がアップし、客数も増加している。
品ぞろえのコンセプト“シンプルでいいもの”の理由や内容を店頭で掲示したことで、定番アイテムやアイキャッチなアイテムに加え、高単価なアイテムまでが実売につながった。
例えば、定番アイテムはオリジナルのクルーネックカーディガン(2万5000円)やクロップドパンツ(2万8000円)、アイキャッチなものは、「アメリカーナ(AMERICANA)」のサーマルプルオーバー(1万5000円)や「シータパランティカ(SITA PARANTICA)」のキャンバストート(1万5000円)やチェーンクラッチ(2万3000円)などに支持が集まった。
高単価では、「リジー マンドラー(LIZZIE MANDLER)」の18Kチェーンネックレス(60万円)、「エヌ オット(N_8)」のコットンパンツ(5万9000円)、「マディソンブルー(MADISON BLUE)」のスエードフリンジパンツ(21万円)、「ローレン マヌージアン(LAUREN MANOOGIAN)」のカシミアカーディガン(16万円)などが動いた。
アウターはブルゾン、薄手コート、春ニットが好調だった。