前「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」クリエイティブ・ディレクター、ジュリー・ドゥ・リブラン(Julie de Libran)が新ブランド「ドレス・バイ・ジュリー・ドゥ・リブラン(DRESS BY JULIE DE LIBRAN)」を立ち上げ、デビューコレクションをパリの自宅で発表した。
ドゥ・リブランはマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)の下で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」ウィメンズ部門のスタジオ・ディレクターとしてのキャリアを積み、2014年から「ソニア リキエル」のクリエイティブ・ディレクターを務めたが、19年3月に契約期間を約1年半残し、突如ブランドを去ることとなった。
14歳の時に学校のダンスパーティーに着ていくドレスを初めてデザインしたドゥ・リブランは、ドレスに個人的な思い入れがある。自身のブランドでもドレスに力を入れており、今回のデビューコレクションでは21着のドレスを発表した。エレガントなパフスリーブのロングブラックドレスやスリットの入ったシックなクレープデシンのガウン、スパンコールを散りばめたパーティーガール風のミニドレスなど、夜にドレスアップする女性たちのリアルクローズを提案している。
過剰な在庫を抱えないために、自身のウェブサイトと「マッチズ・ファッション・ドットコム(MATCHESFASHION.COM)」で受注販売し、ドレスの一部はデッドストックから製作するという。