米発「エイボン(AVON)」ブランドを展開するエイボン・プロダクツ(AVON PRODUCTS)は9月1日、社名をエフエムジー & ミッション(FMG & MISSION)に変更した。自社ブランドのさらなる育成と海外事業の拡大が目的だ。日本においては、上陸50周年の節目となる。なお、エフエムジー & ミッションは日本のエイボン・プロダクツを代表する2つのブランド「FMG」と「ミッション(MISSION)」から成る。なお、社名変更は日本のエイボン・プロダクツのみ。
エイボン・プロダクツは競争が激化するビューティ業界において、ここ数年、分社化や買収などが続いている。現在は、北米事業を韓国のLGハウスホールド&ヘルスケア(LG HOUSEHOLD & HEALTHCARE)がニューエイボン(NEW AVON)として展開。北米以外を手掛けるエイボン・プロダクツは、ブラジルの化粧品メーカー、ナチュラ・コスメティコス(NATURA COSMETICOS)の傘下となっている。また、日本のエイボン・プロダクツは18年4月にLGの100%子会社の銀座ステファニーが買収。今回の社名変更にあたり、「今後も引き続き女性が求める輝きを創り続け企業価値のさらなる向上に努めていく」とコメントしている。