日本ロレアルの「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」は2020年2月7日に、エイジングスキンケアライン“プロディジー CELグロウ”から「エッセンス ファンデーション」を、4月3日に同「ローズ UV ベース」を発売する。過酷な環境下でも生育するエーデルワイスのエキスを用いた共通の独自成分スプレム・エーデルワイスを配合した。
「エッセンス ファンデーション」は、約90%を美容成分で構成した。ファンデーションを塗っている間もスキンケア効果によって肌そのものの美しさを底上げする。メイクアップ成分を最小限に抑えながらも、艶と立体感を与える3種のパウダーをバランスよく配合したことでカバー力も兼ね備える。カラーはアジア人の肌色に合わせた全6色を展開する。
「ローズ UV ベース」は紫外線カット効果SPF50/PA++++で広範囲の紫外線から肌を守る、ロレアルが独自に開発した先進のUVフィルターメギゾリルXLを用いたUV下地だ。日焼け止め特有のきしみや重さを感じさせないライトなテクスチャーで艶のある肌へ導き、ウォーターインオイル処方により長時間潤いをキープする。新ファンデーションとの相性を考えて開発し、併せて使用することで肌への密着度を高め、より美しい仕上がりをかなえる。
同ブランドは、バブル経済期に20代を過ごし、若い頃から海外ブランドの化粧品に親しんできた美容に対してアクティブな40~50代の女性を“スパークリングブーマー”と名付け、この世代に向けて同ラインを開発した。2月に化粧水、乳液、クリームの3品でデビューし、8月にはアイクリームを発売。家庭や仕事にいそがしい世代のため、必要最低限のラインアップで展開している点が特徴で、半年でブランド内構成比の15%を占める看板シリーズに成長した。
「現在はブランド顧客の8割にご使用いただいている。われわれには『リプラスティ』などのロングセラーブランドもあるが、『CELグロウ』はエントリーシリーズとして新規顧客にもご好評をいただいている」と日本ロレアルの栗林水都「ヘレナ ルビンスタイン」事業部長。スキンケアの次のステップとして要望の多かったベースメイクとUVケアで、同ラインのさらなる成長を目指す。