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連載 SNSトレンドに、業界は「どうする」? 第89回

「無印良品」コスメがバズ連発、ボトルデザイン変更の影響はあるのか?

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「無印良品」コスメがバズ連発、ボトルデザイン変更の影響はあるのか?

「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTok、そしてThreadsをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。89回目は、スキンケア本の出版でますます人気沸騰中の「無印良品」コスメについて。

ソーシャルエディター浅野:4月に初のスキンケア本を出した「無印良品」ですが、昔から敏感肌向け化粧水などを筆頭にSNSではバズの常連です。

スキンケアは“成分オタク”の間でも一目置かれている優秀な商品がそろっており、最近ではビタミンC誘導体、レチノール誘導体、セラミドの美容液が登場して、さらに注目を集めています。スキンケアだけでなくメイクもバズることが多く、派手さはないものの低価格で高機能なものが多数。“リップエッセンス”や“UVプレストパウダー”は殿堂入りといっていいほど人気の商品です。

「WWDJAPAN」に入る以前にエディターをしていた美容系ウェブメディアでは、「とにかく『無印良品』の新作は即記事化!」というほど、バズのテッパンでした。化粧品ブランドではないのに良いものが手頃な価格で手に入る“掘り出し物発見”な感覚が、SNSで新鮮な情報を求める消費者に刺さっていたのかもしれません。この感覚、ファッションにも通ずるものがありますね。

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