ケンビュー(KENVUE)は9月6日、スキンケアブランド「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」から、 “ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア CICA高保湿クリーム”(200g、2728円)を発売する。
同商品は、“インテンスリペアCICAシリーズ”の“CICAボディローション”内に配合したシカ成分の2倍量を配合。医療現場でも使用される純度99%のグリセリンを採用した。角層まで皮膚を保湿し、肌のバリア機能を整える。72時間持続する高保湿処方でありながら、ベタつきのないジェルのようなテクスチャーを追求した。顔とからだの両方での使用が可能だ。
同ブランドはコロナ禍以降、年々拡大傾向にある敏感肌化粧品市場に着目した。「肌に優しい処方だけでなく、確かな効能を実感したい」という消費者のニーズを予測し、開発に至ったという。
日本市場におけるブランドの商況
「ニュートロジーナ」は1995年から展開を開始し、現在世界70カ国以上で販売しているスキンケアのトータルブランドだ。日本では、赤色のパッケージの超乾燥肌用の“インテンスリペアシリーズ”、青色の乾燥肌用の“ディープモイスチャーシリーズ”に加えて、22年に日本オリジナルの緑色の超乾燥敏感肌用の“インテンスリペアCICAシリーズ”が仲間入りした。
創業から利用を続ける顧客の割合も高く、主客層は40代だ。一方で“CICAボディローション”の登場を機に、田中みな実など著名人の愛用品としてメディアで紹介されるようになり、美容に関心が高い層や若年層にもユーザーが広がっている。現在、“赤”“青”“緑”の3つのシリーズの売り上げシェアは同じで、幅広い年代から人気を集めている。
敏感肌市場に加えてダーマコスメ市場の拡大も後押しし、“インテンスリペアCICAシリーズ”の23年の売り上げは前年比7%増で伸長している。