デッカーズジャパンが運営するスポーツブランド「ホカ(HOKA)」は10月1日、雪山でのハイキングなどを含む、冬のアウトドアシーンでの機能性を追求したシューズ2型を発売した。メンズ、ウィメンズ各2色で全4色展開。発売を前に、天然雪の上で履き心地を体験できるイベントも実施した。原宿や六本木の「ホカ」直営店や公式サイトで販売している。
機能性中綿「プリマロフト」を採用
今回発売した“カハ 2 フロストGTX”(4万6200円)は、定番のハイクシューズ“カハ2 GTX”をベースに寒冷地仕様にアップデートしたモデル。アッパーには発熱機能性中綿の「プリマロフト(PRIMALOFT)」を搭載、アウトソールには「ビブラム(VIBRAM)」の“メガグリップ”を採用し、悪路でも優れたトラクションを発揮するよう意図した。また、防水透湿の「ゴアテックス(GORE-TEX)」メンブレンを搭載し、雨や雪といった環境にも対応。快適な履き心地と、天候に左右されないパフォーマンスの実現を目指した。
スリッポンモデルの“カハ 2 フロスト モック GTX”(3万3000円)も、「プリマロフト」の中綿や“メガグリップ”ソール、「ゴアテックス」メンブレンを搭載。高い機能性は“カハ 2 フロストGTX”と同じだが、もこもことしたかわいらしいデザインに仕上げている。素早くフィット感を調節しやすいクイックレース(=靴ひも)も搭載し、グローブを着けたままでも簡単に着脱できる工夫を施した。
天然雪で新製品の快適性を体験
2モデルとも、雪山などで軽いハイキングをする際も高いグリップ性で安心感があり、同時に、山を下りてそのまま街のカフェでお茶をするといった場合でも違和感なく溶け込むデザイン性が魅力。9月28日には、東京・天王洲に天然雪を運び、雪上での機能性を体験できるイベントも実施した。シューズに合わせて、「プリマロフト」の中綿を使ったキルティングポンチョ(6万3800円)やキルティングジャケット(4万6200円)なども企画し、販売している。