マムート スポーツグループジャパンが運営するスイス発アウトドアブランド「マムート(MAMMUT)」は10月17日、東京・丸の内の商業施設、KITTE丸の内の4階に、都内3店舗目という直営店をオープンした。「ビジネスにもアウトドアのマインドを!」を同店舗のコンセプトとして掲げ、アウトドアウエアやギアと共に、近年好調という機能性を生かしたアーバンウエアも豊富に品ぞろえする。
丸の内の新店は売り場面積約124平方メートルで、この出店により、国内の直営店は11店(アウトレット除く)となった。都内は丸の内のほか、渋谷のミヤシタパーク3階と南新宿に店舗を構えている。
今後も積極出店を予定
大阪、京都の店舗に続き、ブランド体験スペースの“ヒュッテ1862”を導入しているのが丸の内店のポイント。同スペースでは、デジタルツールや地図を使用しながら、登山やハイキングのルートや装備の相談に乗るという。カウンターには、訪日客にも人気の東京を代表する山、高尾山の3Dオブジェを設置。実際の標高差やルートなどを分かりやすく伝える。“ヒュッテ 1862”のヒュッテは山小屋のこと、1862はロープメーカーを祖業とするマムートの創業年。
マムート スポーツグループジャパンでは、ジャケットとパンツのセットアップなど「アーバンウエア領域が現在成長中」(福田太一社長)といい、日本を代表するビジネス街である丸の内への出店もアーバンウエア好調と紐づいたもの。業績好調といい、今後も「年間2〜3店の直営新規出店を考えている」という。