イタリアのメンズブランド「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は2018年6月までにベネチアに店舗をオープンする。また、東京への出店を目指しており、出店地を探していることを親会社であるスポーツウェア カンパニー(SPORTSWEAR CO.,)のカルロ・リベッティ(Carlo Rivetti)社長が明かした。日本で輸入販売を行う豊田貿易によると、来春を目途に表参道エリアに出店予定だという。
同ブランドは現時点で世界中に20店舗を有し、11月初めにはロサンゼルスに約500平方メートルの店舗をオープンしたばかりだ。アメリカでの売り上げはブランド全体の3%程度だというが、好調に成長しており、現在は全米約90店舗ほどへの卸売りにもさらに力を入れていく。
リベッティ社長によると、17年12月期決算は売上高が前期比36%増の1億4700万ユーロ(約195億円)になる予定で、18年も引き続き成長する見込みだという。
豊田貿易によると、日本でも売上高が昨年同期比20%増と好調で、アウターを筆頭にニットやパンツが売れているという。また、ロゴの認知度が向上し、「シュプリーム(SUPREME)」とのコラボをきっかけにストリート系の店にも卸先が広がっているという。