モンクレール(MONCLER)は6月から、新プロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」で発表した8ラインの2018-19年秋冬コレクションを順次発売する。
トップバッターを務めるのは、藤原ヒロシによる“7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ”。6月末までには店頭に並ぶ予定だ。以降7月には、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)で「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」を手掛ける二宮啓による“6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ”。8月にはロンドンデザイナーのクレイグ・グリーン(CRAIG GREEN)による“5 モンクレール クレイグ・グリーン”。9月には創業年の1952年にちなんで名付けられた“2 モンクレール 1952”と、クレイグ同様ロンドンデザイナーのシモーネ・ロシャ(Simone Rocha)による“4 モンクレール シモーネ・ロシャ”が店頭に並ぶ。
また、10月には東京とニューヨークだけにポップアップストアをオープン。ここで「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」を手掛ける傍ら「モンクレール」のアートディレクターも務めるフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)による“8 モンクレール パーム エンジェルス”を発売する。
また10月には「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)による“1 モンクレール ピエールパオロ ピッチョーリ”も発売。これはポップアップ以外でも販売予定だ。
サンドロ・マンドリーノ(Sandro Mandrino)が手掛ける11月発売の“3 モンクレール グルノーブル”を含め、「モンクレール ジーニアス」の8ラインは基本、再入荷のない売り切り限定のコレクション(“7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ”は、12月に重衣料を発売予定)。ポップアップも2週間単位でラインアップが変わるため、欲しいものはそこで買わないと次はもう出合えない可能性もある。
モンクレールは8つのラインについてはデジタル施策を駆使してプロモーションを行う予定。19年春夏コレクションもミラノで発表し、今回同様、ラインごとに順番に発売する計画のようだ。