「THREE」を擁するACROは9月1日、プレミアムオーガニックスキンケア「イトリン(ITRIM)」を発売する。伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店でデビューし、年内に百貨店計3店舗と公式ECサイトで展開。2020年をめどに20店舗体制を目指す。19年末にはアジア圏内を中心に販売し、23年ごろには欧米での販売も視野に入れ、海外売り上げ比率30%を目指す。
「イトリン」は、日本古来の植物を採用し、肌だけでなく、感情をも潤す“真正の美”を目指すスキンケアブランド。「植物は化学に勝てるかを念頭に置き開発した」とブランドプロデューサーの石橋寧ACRO会長。6つのスキンケアラインを想定しており、第1弾として、肌の土台を整えるエレメンタリーラインを扱う。
ラインの共通成分として、抗酸化や肌荒れ防止効果が期待できるメリッサ油や、水分や油分増加効果のあるメロン種子油、保湿、各層pH調整作用がある立山の水などを配合。生薬療法からヒントを得ているのもポイントで、全製品が天然由来成分94~99%で構成する。取り扱うアイテムはスキンケア6品、ボディーケア2品、ヘアケア3品の計11品で、価格は8000~3万8000円。オーガニックコットンが1000円。
ACROは創業10周年を迎えた今年、新たに3ブランドのスタートを発表。オリジナルメンズ総合ブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」、ラグジュアリーメイクブランド「アンプリチュード(AMPLITUDE)」に次いで、「イトリン」が3ブランド目となる。