「トッズ(TOD’S)」はウィメンズおよびメンズコレクションのクリエイティブ・ディレクターにヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)を任命した。キアッポーニによるデビューコレクションは2020-21年秋冬コレクションとなる。
同氏は、1978年ミラノ生まれ。ヨーロッパ・デザイン学院で学んだのち、「ジバンシィ(GIVENCHY)」に在籍。「グッチ(GUCCI)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」を経て、直近では「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」でトーマス・マイヤー(Tomas Maier)前クリエイティブ・ディレクターと共に働いていた。
「このグループに貢献することはとても光栄だ。トッズはイタリアのクオリティーとスタイルの国際的パノラマにおいて、常に卓越した存在であるブランドだ。このイタリアンライフスタイルの発展に寄与できることは、私にとって挑戦でもあり、誇れる理由でもある」とコメントした。
ディエゴ・デッラ・ヴァッレ(Diego Della Valle)=トッズ・グループ会長兼最高経営責任者は「ヴァルター・キアッポーニはトッズのイタリアンライフスタイルをよく理解し、そこに現代性を兼ね備えることができる才能に恵まれたイタリア人クリエイターであり、ブランドのDNAである高い品質とクラフツマンシップに対する視座を決して失うことがない。彼を歓迎し、新たな役責を存分に果たすことを期待している」と述べた。